日本 隆起したサンゴ礁 沖縄本島 辺土岬 『日本列島の20億年』 琉球石灰岩の段丘 きれいに澄んだサンゴ礁の海の波打ち際に、垂直の崖がつらなりその背後に平坦な土地が広がっている。これは沖縄島北端の辺戸岬から南西をみたもので、一段高い平坦地は崖下の浅海底にみえるようなサンゴ礁が隆起してできた、隆起サンゴ礁の化石からなる琉球石灰岩の段丘である。段丘の背後の低い山は中・古生代の石再成される辺戸御嶽(24八メートル)で、ここでは山に中・古生代、段丘に更新世そして海底に現在の、 3代のサンゴ礁がみられる。琉球列島の海岸段丘は大きく高位、中位、低位の3段に分けられ、それを構成するサンゴ礁起源の琉球石灰岩の時代が、それぞれ数10年前、20万~二三万年前、 12万~13万年前と測定されている。これは氷期と氷期の間の間氷期に相当し、海面が高く暖かい時期にできたサンゴ礁が、海面の低下によって段丘化したことがわかる。氷期と間氷期の海面変化のみでは、ほぼ同じ高さに隆起サンゴ礁の段丘ができるはずだが、古い段丘ほど高い位置にあるのは島が隆起をつづけているためである。
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日本 隆起したサンゴ礁 沖縄本島 辺土岬 『日本列島の20億年』 琉球石灰岩の段丘 きれいに澄んだサンゴ礁の海の波打ち際に、垂直の崖がつらなりその背後に平坦な土地が広がっている。これは沖縄島北端の辺戸岬から南西をみたもので、一段高い平坦地は崖下の浅海底にみえるようなサンゴ礁が隆起してできた、隆起サンゴ礁の化石からなる琉球石灰岩の段丘である。段丘の背後の低い山は中・古生代の石再成される辺戸御嶽(24八メートル)で、ここでは山に中・古生代、段丘に更新世そして海底に現在の、 3代のサンゴ礁がみられる。琉球列島の海岸段丘は大きく高位、中位、低位の3段に分けられ、それを構成するサンゴ礁起源の琉球石灰岩の時代が、それぞれ数10年前、20万~二三万年前、 12万~13万年前と測定されている。これは氷期と氷期の間の間氷期に相当し、海面が高く暖かい時期にできたサンゴ礁が、海面の低下によって段丘化したことがわかる。氷期と間氷期の海面変化のみでは、ほぼ同じ高さに隆起サンゴ礁の段丘ができるはずだが、古い段丘ほど高い位置にあるのは島が隆起をつづけているためである。
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